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  • 【ウェビナーレポート】kintoneで顧客情報の価値を高めるデータの活用法

2020.11.18

チーム内での情報共有に有効なサイボウズ社のクラウドサービス「kintone」は、自社の業務に合わせた各種アプリを直感的に作成でき、テレワークにおいても多くの業務に対応できることでも注目を集めています。100種類以上のシステムとの連携が可能な拡張機能を有しており、様々な業務の生産性向上に貢献しています。この「kintone」で帝国データバンクの企業データベース「COSMOS2」をシームレスに取得できるようになりましたので、ウェビナーではデータ取得のデモンストレーションやシステムデータ連携を行う上でポイントとなる顧客マスタ整備のコツについて説明しました。


■担当講師
株式会社帝国データバンク
営業推進部 営業開発課 副課長 黒澤 学

顧客マスタ整備の課題

弊社が2020年7月に実施した『顧客管理実態に関するアンケート』(※3,000人の声からみるwithコロナ時代の顧客管理に詳細を掲載)の結果によると、顧客情報を活用するうえでの課題として「外部データベースとの連携」が全体の52.6%と最も多くなっています。自社データと外部情報との連携に対応できていない企業が多いことが読み取れます。外部情報と連携するためには自社の管理コードと外部データのコードを紐付けるマッチングが必要です。

※3,000人の声からみるwithコロナ時代の顧客管理実態
マスタ整備で注意すべきポイント(データの観点)
マッチングや顧客マスタ整備で注意すべきポイントとして、データの観点とシステム観点からみていきます。

<データの観点>
・顧客の重複データ発生
・登録データの陳腐化
・顧客データの誤登録

この3点に留意し、顧客マスタを一定のサイクルで更新する仕組みを構築していくためには、入力をできるだけ簡素化することが重要です。ちなみに、法人番号公表サイトで確認できる商号のうち、同一の商号が2社以上ある割合は47.5%であり、商号だけでは企業特定するのが難しいということがわかります。
マスタ整備で注意すべきポイント(システムの観点)
<システムの観点>
・見えない不具合
・Excelの自動補正
・文字コード

目では確認できないが、システム的には文字列の中にスペースが入っているゼロ幅スペース(ノーブレークスペース)やExcelの自動補正によるゼロ落ち問題が原因でデータの統合にエラーが起きたという経験がある方も多いのではないでしょうか。また、システム間で文字コードが異なることケースもあるので注意が必要です。

これらの注意ポイントをクリアし、顧客マスタを綺麗な状態に保つためには、自社情報と外部情報をコードで連携させることが重要です。

外部情報として弊社が提供する企業概要データベースCOSMOS2は「網羅性」「正確性」「拡張性」を特徴にもつ国内最大級の企業データベースです。1社に対して1つの企業コードを発番しているため、この企業コードを自社情報に付加しCOSMOS2を連携することで、マスタ整備や顧客情報をリッチ化させることができます。

kintone上の企業データベース取得

本ウェビナーでは1万社以上が導入し、顧客管理を目的に利用するユーザーも多いサイボウズ社の「kintone」における企業概要データベースCOSMOS2の取得方法について紹介しました。以前から、「kintone」でCOSMOS2を手軽に利用したいという声をいただいていましたが、2020年8月にkintone連携プラグインをリリースし、開発なしで「kintone」からCOSMOS2を取得できるようになりました。
kintone連携プラグインは、帝国データバンクとAPIに関する契約を締結することで発行されるID・パスワードなど各種設定情報を、利用したいアプリに設定することで、企業検索~取得までを簡単に実現できるサービスです。

データベース保有の仕方

蓄積型と更新型
企業データベースCOSMOS2を連携させた際のkintone上のデータ保有の仕方についてヒントを2つ紹介します。

~蓄積型データベース~
データを取得する際、項目の設定で値の重複を禁止すると、同一企業コードで複数のレコードを持つデータベースになり、業績や従業員数、評点の変動などストックし利用することができます。A社の従業員数を見ると徐々に減少、評点も低下していることがわかります。蓄積型の利点は、このように項目の変化を捉えることができることです。

~更新型データベース~
値の重複を禁止し、企業コードをキーとしてCOSMOS2を取得した場合、新規でレコードではなく、1つの企業コードに対してその情報を更新します。A社、B社、C社という企業があった場合、蓄積型はA社が3レコードできますが、更新型の場合、A社は最新情報のみ保持し、B社、C社もすべて新しい情報をレコードで上書きします。

アプリ間の情報連携

kintoneを利用する際は複数のアプリを作成して運用するケースが多いと思いますが、それぞれのアプリにプラグインをセットし、取得するデータ項目を設定できます。
例えば、営業担当が与信申請するアプリでは、その会社の概要情報のみ取得できるが、管理者確認用のアプリでは詳細情報まで取得できるといったコントロールが可能です。また、アプリ間の連携が可能ですので、営業担当の入力した情報を企業コードをキーに管理者確認用アプリへ申請として出力することもできます。

ウェビナーでは「企業の検索」「COSMOS2の取得」「取得後の画面イメージ」などをデモンストレーションで説明し、kintoneを活用した顧客データの活用のヒントをお伝えしました。

お客さまのシステムと帝国データバンクのデータベースを直結

情報のデジタル化へのシフトが進むなか、顧客情報のデジタル化や一元化も必須といえます。ウェビナーで紹介したkintone連携プラグインは弊社の「COSMOSNET APIサービス」の一部です。「COSMOSNET APIサービス」はシステム連携により、お客さまのシステムから直接、全国全業種の企業情報が収録された帝国データバンクのデータベースを検索して、必要な情報をリアルタイムで取得し、システムを常に最新の情報に保つことができます。
自社システムとの連携やシステムリプレイスに際してのマスタ整備など顧客情報管理でお困りのことがあれば、お気軽に弊社までご相談ください。


※kintone はサイボウズ株式会社の登録商標です

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