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  • 【イベントレポート】Japan IT week春

2019.05.17

2019年5月8日(水)~10日(金)に東京ビッグサイトで開催された「Japan IT week春」に行ってきました。例年、会場であったビックサイトの東展示棟がオリンピックのメディアセンターに改築され利用できないため、前期(4月)と後期(5月)の2回に分けての開催、今回は後期となります。さらに後期は以下のように青海展示棟と西展示棟に分かれており、展示棟間の移動は無料の巡回バスが運行していました。

[青海展示棟]
AI・業務自動化 展
ソフトウェア&アプリ開発 展
クラウドコンピューティング EXPO
ビッグデータ活用 展

[西展示棟]
Web&デジタルマーケティング EXPO
店舗ITソリューション 展
通販ソリューション 展
データセンター 展
データストレージ EXPO
モバイル活用 展
情報セキュリティ EXPO

私は2日目の5月9日の午後に行きましたが、新しい年度が始まり情報収集の時期ということもあり、非常に多くの人が熱心に各ブースで話を聞いていました。主催者によると3日間で約66,000人の来場があったとのことです。2019年4月に働き方改革関連法が施行され、「自動化」「省力化」「ペーパーレス」「生産性向上」などをアピールするサービスが多く見られました。
体感としては青海展示棟の方が、来場者が多いように感じました。ここ数年で目覚ましい進歩を遂げているAIやRPAなどによる業務効率化に関するサービスの出展ブースがこちらの展示棟にあった影響かもしれません。また、Web/電話会議も浸透してきているのか、関連するサービスも以前より増えてきているようです。効率化を目指して利用する企業が増えてきており、ネットワーク外部性が働いていると考えられます。

帝国データバンクの出展内容

弊社ブース風景
弊社はWeb&デジタルマーケティング EXPOに出展し、データに基づいた”意思決定方法”を支援するアドバイザリーサービス「TDB Evidence Based Decision」や日本全国830万拠点にも上る新たな事業所データベース「TDB BASE」、ダッシュボードBIツール「HELFECLOUD(ヘルフェクラウド)」など、皆様の経営判断にお役立ていただけるサービス・ツールを紹介しました。

マーケティングや営業企画、経営企画部門の方々に向けて、ABMやWebマーケティング、中期経営計画の策定など、他社がどのようなデータドリブンマーケティングを行っているか、他社事例を交えながら弊社データディレクターが直接ご説明しました。

巡回バスがあるとはいえ展示棟が分かれているので、来場者の流動性が心配されましたが、ブースで説明をしていた担当者によると、展示棟が離れている利点もあるとのことでした。昨年10月のJapan IT week秋も今回と同様の内容で出展しましたが、すぐ近くに「AI・業務自動化 展」があったためか「AIで何がわかるの?」「RPAで何かできるの?」など、弊社の出展内容とはあまり関係ないような質問が数多くあったようです。しかし、今回はWeb&デジタルマーケティング EXPOが西展示棟の2Fフロア端に位置しており、目的を持って来場される方が多かったと感じたようでした。結果、心配は杞憂に終わり、社内に眠っているデータや社外にあるデータを有効に活用したいと考えている方が多くブースに来られました。

データ活用の前提

展示会に出展していた企業のサービスに限らず、RPA、BIなどで業務自動化、効率化を図るためには、キレイなデータ基盤を用意することの重要性を改めて感じました。ETLツールを使えば簡単にデータを統合できますが、そもそものデータに重複や誤りがあったりすると意味のない分析になってしまいます。今回の展示会でもデータ活用をする手前段階の整備に関しての課題も多くお聞きしました。さらに近年では、ツールが多く出回っているためか「ツール間でのデータ統合が難しい」という課題もよく伺います。弊社ではデータの整備から活用までサポートが可能ですので、お悩みの際にはぜひ弊社のデータディレクターにご相談ください。

執筆:営業企画部 マーケティング課 課長 貞閑 洋平

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