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  • 【1分アンケートレポート】与信申請の運用に関するアンケート

2019.05.30

2019年4月に働き方改革関連法が施行されてから2ヶ月が過ぎようとしています。業務の効率化を人力で進めるには限界がありますし、情報のデジタル化が進む中においてツール活用は有効です。今回は、審査業務の中でも与信申請の運用に関するアンケートを実施しました。

タイトル:与信申請の運用に関するアンケート
実施期間:2019年2月1日~5月9日
回答数:641件
実施方法:Webアンケート形式

集計結果を以下に掲載します。(画像をクリックすると拡大します)

会社全体で年間の与信申請数(新規と既存の合計)はどれくらいありますか(単一回答)

回答の中で、年間に申請される社数は500社未満が約8割を占めました。その内訳は「100社未満」が56.9%と過半を占め、「100社~500社未満」が22.3%でした。

与信申請を行う人数は何人くらいですか(単一回答)

「10名未満」が69.0%、「10~30名未満」が15.3%、「30名~50名未満」が7.0%と50名未満が9割超を占める結果となっています。

申請書の作成はどのように行っていますか(複数回答)

「Excel・Wordなどのフォーマットへ入力」が52.1%と過半を超え、「ワークフローシステムへ入力」が19.8%と合わせると71.9%の人が入力による申請を行っています。一方で、「手書きで作成」は19.2%とデジタル化できていない企業も2割程度いることが分かりました。その他の回答は、電話やメールでの申請が多く、社内システムへの入力などもありました。

承認された申請書はどのように管理されていますか(複数回答)

「書類をファイリング」が58.5%と紙で提出された申請書をファイルしている方が過半に上りました。次いで、「PDF化してサーバーに保存」が33.2%となりました。「ワークフローシステム内に保存」は18.1%とシステム内で完結している回答が2割近くありました。

ワークフローシステムを利用して感じる効果を教えてください(複数回答)

ワークフローシステムを利用するメリットとして、「申請の進捗状況の把握が容易」74.1%、「過去申請内容の検索や複製が容易」65.5%、「営業部門と管理部門で情報共有が容易」54.0%、「申請書作成が簡単」が48.2%となりました。

ワークフローシステム導入以前と比べて、会社全体でどれくらい業務効率が改善されましたか(単一回答)

ワークフローシステムを導入することの効果として、業務の効率化が「1ヶ月で5時間程度の削減」が12.2%、「1ヶ月で5~10時間程度の削減」が12.9%、「1ヶ月で10~20時間程度の削減」が7.2%となりました。中には「1ヶ月で50時間以上の削減」と大きな成果を上げられている回答も2.9%ありました。

ワークフローシステム導入以前と比べて、申請から承認までのスピードがどれくらい短縮されましたか(単一回答)

ワークフローシステムを導入して、申請から承認までのスピードは変わらないという回答が17.3%ありましたが、半日から3日短縮できているのは42.5%、中には5日以上の短縮ができている企業も5.0%あり、3割以上が「わからない」との回答のなか、半数近くの企業で承認までのスピードが向上しているようです。

与信申請の業務における課題があれば教えてください(複数回答)

最後に与信申請業務の課題については、「申請のルールがない・不徹底」が37.1%と最も多く、「申請書作成の手間」が33.6%、「与信限度額期限切れや限度額超過の把握が困難」が26.2%と続きました。

本コラムは、株式会社帝国データバンクが実施したアンケートをもとに作成しています。
そのため、著作権は弊社に帰属します。
本コラムの内容を引用する場合は、以下のように出典の明記をお願いします。

出典:帝国データバンク 2019年5月 与信申請の運用に関するアンケート




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